五教科をホー ムエジュケーション風にアレンジするためのポイント

¶ 五教科を満遍なく全部、100パーセントを達成するところに教育の完成があるとみるのは“幻想”であり“思いこみ”に過ぎません。
五教科+語学は、知識の分断をつくるだけで、人の成長のためにもともと役に立たないのです。子どもたちは成長に必要な知識のほとんどを学校外のところから 身につけているのが現実です。むしろ、教師の質が悪ければ、子どもたちにとって悪影響しか残らないのは必然なのです。  
¶ 「国語」。もともと日本語と言われるべきであり、現代では英語のほかに中国語、それにスペイン語やフランス語が入ると申し分ありません。ホームエジュ ケーションにおいては学校英語の悪影響がないだけでもメリットがあるといえますが、とくに英語の学習のためには、親が「考えて言葉をつかう」ことを実践し ていなければなりません。「聴くこと」からはじめて、言葉は聖霊による大切な賜物です。
¶ 「算数」。計算能力はあまり大切な能力とはいえません。電卓やパソコンの仕事とされるからです。加減乗除の計算を応用するところまでいけたらベスト で、高認試験むけに中学の数学をペーパー試験対策で間に合います。むしろ、ものごとを数字化して考える習慣を身につけるようにすべきです。はかり・物差 し・量などをどのように計るか。計量の対象となるのは、料理のための具材、プールで遊ぶための水、一日を過ごすための時間。お金の計算(利子や税金を含 む)などいくらでも存在します。
¶英語。英語学習は教科書からではなく、日常生活で使われる「日本語化した英語」を題材にするだけで、単語の数を増やすことが可能です。身近なところにあ る英語を集めて単語集つくるだけで、英語学習の基礎がかなりのところまでできます。問題は“発音”。正しい発音はネイティブが近くにおられない場合は、 ネットを活用されるのがベターかと想われます。
¶理科。科学という意味では、日常生活の普通の“なぜ”“どうして”を、進化論をベースにしてではなく、創造論をベースにして説明していただく時です。そ れは国と問わず、ホームエジュケーションをクリスチャンが選択するための大きな動機づけの一つでもあります。
¶ 社会科。憲法を「日本の常識を学ぶ」ために早期に取り入れるべきです。学校教育ではこの点が全く話題にされていません。日本人としてこの国に生きてい くための基本のルールなのですから、聖書(モーセの十戒)の次に大切にされ、教えられるべきと考えます。
¶ 保健体育。食生活の管理、健康の管理、およそ家政と呼ばれるものの管理能力全般はホームエジュケーションの場であるからこそ育成され伝えられていくも のです。学校教育では実現できません。学校の体育授業はもともと集団行動を学ばせるために設定されています。体を鍛えるためには、散歩や山歩きのほか、体 育施設も活用することでかなりの部分がカバーできます。