Tokyo 10月8日
         
子どもが子どもを育てられない・・・大人は大人でなければならない

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 子どもは大人に「目標」や「模範」を探そうとする。もし、見いだせないときは、失望があり、親への不信や反抗が根付くのは当然だ。
 「読書をしなさい」と子どもに命令する親がいたとして、もし、親が同時に読書を毛嫌いするような生き方をしているのであれば、当然子どもにとって模範に ならない。
 子どもにとっては、「親は言うだけ言って、実行していない」という不満だけに陥る以外に道がなくなる。


 “分からないことは分からない”という勇気をもつ。そして、そこからどのようにして“わかるようになるか”がとても大切。手段は図書館とかインターネッ トで充分。子どもたちは、親の「知らないところは謙虚に認めて、どのようにして知恵を身につけるか」を学ぶ。親が学ばなければ、子どもが学ぶことはできな い。


 親から子どもが学ぶのは、
「わからないことでもわかるようになれる」
「わかるための手段は必ず存在する」
「わかるようになることは非常に楽しい」

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 体罰や「叱責」は知恵の一つ。
 無効ではないが、それをどのように使わないで済むかという知恵のほうがさらに大切である。